【 映画監督・脚本家 安田真奈 】
奈良県出身、大阪府在住。神戸大学映画サークルで8mm映画を撮り始め、メーカー勤務約10年の後、上野樹里×沢田研二の電器屋親子映画「幸福(しあわせ)のスイッチ」(2006年) 監督・脚本で劇場デビュー。綿密な取材を重ねた脚本と等身大の作風が評価され、第16回日本映画批評家大賞特別女性監督賞、第2回おおさかシネマフェスティバル脚本賞を受賞した。
同年12月に男児を出産した後は脚本業中心となり、
NHK「やさしい花」(文化庁芸術祭参加作品)、「ちょっとは、ダラズに。」、MBS「奇跡のホスピス」、関西テレビ「大阪環状線part2 芦原橋編 ダダダゆうてドン」(文化庁芸術祭参加作品)、「同part3 寺田町編 宇宙のタコヤキ」などを執筆。
「パナソニックの店」60秒CMシリーズの演出や、絵本「にじいろのネジ」文章担当を経て、2017年、11年ぶりに映画の撮影現場に復帰した。以降、
堀田真由主演・ぼくらのレシピ図鑑シリーズ第1弾兵庫県加古川市ロケ映画「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」(2018年)
小芝風花主演・近大マグロをアツく育てる青春映画「TUNA ガール」(2019年)
片岡礼子主演・七つの台詞を五つの家庭で繰り返す実験的短編映画「あした、授業参観いくから。」(2021年)
片岡千之助×的場浩司・ぼくらのレシピ図鑑シリーズ第3弾山梨県富士吉田市ロケ映画「メンドウな人々」(2023年)
の監督・脚本を担当。いずれもオリジナル脚本である。
「あした、授業参観いくから。」は、23分の短編ながら各地劇場にて単独上映が続き、Japan Film Festival Los Angeles 2022 にてBest Screenplay Award 最優秀脚本賞を受賞。
「TUNAガール」は、Japan Film Festival Los Angeles 2023 にてBest Passion Awardを受賞した。
シナリオ作家協会所属。